ブレイドロープ

ご注文方法

ロープ・組紐の主要素材 素材別特性

ロープ機能・性能の比較表

名称 比重 引張強度 耐摩擦性 耐熱性 耐紫外線 耐水性 耐酸性 耐アルカリ性
1.3~1.5
綿 1.55
ビニロンS 1.26~1.3
ナイロン 1.14
ポリエステルスパン 1.38
ポリエステルマルチ 1.38
ポリプロピレン 0.91
ポリプロピレンスパン 0.91
ポリエチレン 0.95
混撚 1.06
ダイニーマ 0.97
ケブラー 1.44
アクリル 1.5 × × × ×
人絹(レーヨン) 1.5~1.52 × × × × × × ×

ロープ・組紐の打ち方の特徴

ツイストロープ TWISTED ROPES

3打ロープ 3 STRAND CONSTRUCTION
昔から作られている最も一般的なロープ構造で、3本のストランドを撚り合わせて1本のロープにしています。岸和田だんじり祭りのだんじりを曳くロープもこの構造であり、擦れに強く、物を固定する、縛るといった時に重宝します。
薩摩加工や猫足加工が容易にできる特徴をもっています。トラックロープ・カーロープなどで、主に一般トラックの荷締め・幌掛け用・結束や、その他農園芸関係に最適です。

シングル ブレードロープ SINGLE BRADIDS ROPES

8打ロープ(クロスロープ) 8 STRAND CONSTRUCTION
2本のストランドを1組にして合計4組を撚り合わせられているのが8打ロープ(クロスロープ)です。強度は3打ちとあまり変わりはありませんが、3打に起こりやすいキンク(よじれ)を解消し、しなやかで扱い易くなっています。ショックを吸収するのが特徴です。
車の牽引ロープや船舶の係留などに適しています。
12打ロープ(クロスロープ) 12 STRAND CONSTRUCTION
12打とは、Zよりストランド6本およびSよりストランド6本を、それぞれ2本ずつ引きそろえ、交互に6組を編んだロープです。12打ロープは、8打ロープより高強度で縒りがかかりづらく、扱いやすく、耐久性に優れ、12打の仕上がり面は平滑な構造であるため、スレに強い条件が要求される係船索に最適です。
金剛打ち(12打ち)
12本のストランドで構成されます。強度は3打に比べ約40%程度低下しますが、しなやかで手触り良く、キンク(ねじれ)しにくいのが特徴です。
ブレード 8打ロープ  8 PLAIT CONSTRUCTION
16キャリアー用のブレーダー(製紐機・組ひも機)を使用して、繊維糸を束ねて芯にされた回りを一重(8本のストランド)に編んで覆ったロープです。
表面が滑らかで摩擦抵抗が少なく、キンク(よじれ)しにくいのが特長。滑車・ヨット用・アンカーロープなどの使用に適しています。
ブレード 16打ロープ 16 PLAIT CONSTRUCTION
繊維糸を束ねた3打の芯の回りを一重(16本のストランド)に編んで覆ったもの言います。表面が滑らかで摩擦抵抗が少なく、キンク(よじれ)しにくいのが特長。
滑車・ヨット用・アンカーロープなどの使用に適しています。

カーンマントルロープ PARALLEL CORE ROPES

ブレード 32打ロープ(16キャリアー) 16 PLAIT CONSTRUCTION
ストランドを束ねて芯(コア)にし、その回りの外皮(シース)を更に16本のストランドで編んで覆った二重構造となります。表面はブレードに比べ更に滑らかで、カバーは薄く芯をホコリや擦れから保護する目的で、荷重は7割以上をコアが負担します。そのためビルメンテナンスの高所作業用に使用されるロープの一つです。32打で目が細かいカーンマントルであるためスプライス加工ができず、糸で縫製してアイ加工が可能です。

ダブルブレード ロープ COVER CONSTRUCTIONS ROPES

ブレード 16打ロープ(16キャリアー) 16 PLAIT CONSTRUCTION
ストランドを束ねて芯(コア)にし、8打ロープ(クロスロープ)と同じブレーダーを使用して回りの外皮を16本のストランドに編んで覆っているロープです。表面が滑らかで摩擦抵抗が少なく、キンク(よじれ)しにくいのが特長。ツリーケアからマリンレジャー用のロープとして最適です。
ブレード 24打ロープ(24キャリアー) 24 PLAIT CONSTRUCTION
ストランドを束ねて芯(コア)にし、8打ロープ(クロスロープ)と同じブレーダーを使用して回りの外皮を24本のストランドに編んで覆っているロープです。表面が滑らかで摩擦抵抗が少なく、キンク(よじれ)しにくいのが特長。ツリーケアからマリンレジャー用のロープとして最適です。
ブレード 32打ロープ(32キャリアー) 32 PLAIT CONSTRUCTION
ブレードの24打よりも薄い外皮(シース)であるため、芯(コア)の強度がさらに強く丈夫で耐久性があります。ただし、外皮が32打で目が細かいためスプライス加工ができず、糸で縫製してアイ加工のみとなります。
ブレード 48打ロープ(48キャリアー) 48 PLAIT CONSTRUCTION
ブレード24打や32打ロープよりもさらに外皮(シース)が薄く、芯(コア)がさらに強くなります。
主にクライミングロープや摩擦カバーに使用されます。

製造技術・設備

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